「もくレン」とは
鳥取県で北欧インテリアショップを運営する有限会社Reindeerが独自開発した育児支援プログラムです。
店舗での木のおもちゃ販売の経験から得たお客様の声を解決する為に生まれました。
「対象年齢だけでは我が子に合うのか分からない」「買ってもすぐに飽きてしまう」
「木のおもちゃは高価よね」「壊れたらゴミになってしまう」「何が良いのかしら?」
など、沢山の意見を頂いてました。
そんな時にアメリカで始まったおもちゃレンタルの新聞記事が目に留まり、育児中のスタッフと共にレンタルをベースとしてプランを練りました。
期間やおもちゃの点数、コストを考え、更に大学で子供の脳の研究をしている方や保母さん等の意見を伺い完成しました。
近年、子供の成長について多くの事が分かってきました。
昔から「三つ子の魂百まで」と言いますが、近年の研究で実際に3歳頃までの育児環境が重要な事が分かってきました。
大脳の80%が3歳頃までに形成される事や、大人になってからのストレスへの耐性、犯罪率、社会性等も幼児教育が影響していると言われています。
また、テレビ等のメディアでも「脳科学」に注目が集まり、科学的に育児を分析する事も日常になってきました。
日本では「赤ちゃん学会」や「コホート研究」等も始り、今後増々「赤ちゃん」の事が分かってくると思われます。
「もくレン」では、それらの最新育児研究や、海外(特に北欧)の育児環境等を参考に、それらを簡単に取り入れられる様考えています。
レンタルの意味
レンタルだと、高価な物を割安に利用出来ます。ゴミにもならないので環境にも優しいです。
でも、あえてレンタルを選ぶもっと他の理由があります。それは、子どもに人との繋がりを認識させる事。
教育先進国フィンランドで学校で使う教科書は学校から借りて一年間使用します。翌年は後輩がまた同じ物を使います。
その為、教科書に書き込みは原則禁止。でも、子どもの事なのでやっぱり落書きや書き込みがあるようです。
子ども達はそれを見て先輩を身近に感じ後輩の為には「教科書を奇麗に使おう」という意識が芽生えるといいます。
もくレンでも同じ事を考えています。前使った人の「キズや跡※」を見て他の子を知り、次使うお友達のために丁寧に使う事を覚えます。
「もの」を大切に使う事の意味をレンタルが教えてくれます。
そしてその意識は「優しさ」へと繋がります。他の人の事を考えて行動する事、子どもは母親を認識した時から既に始めています。
次の人への配慮という優しさをレンタルのおもちゃで教えてあげましょう。
※返却されたおもちゃは全て清掃し修復修理しています。
3ヶ月毎の年4回お届け
もくレンは「一年契約」です。
お店でお客様の話を伺うと、出産祝いや誕生日プレゼント、夏休みや冬休みの帰郷の時等、おもちゃが有る時期が偏っている様です。
でも、3歳頃までのお子さんの成長スピードはとても早く、次々と刺激を求めています。
そこで、お子さんの事を考えて一年を通しておもちゃに囲まれる様になっています。
また、お子様の成長には個人差もあり、成長も一定ではありません。さらに、毎月良いものを一点与える事よりも「遊びたいものを自分で選ぶ」事も重要です。
3ヶ月毎に3〜4点のおもちゃを送るのには他にも様々な意味があります。
2歳頃になれば、物事はかなり分かる様になってきます。おもちゃとの「別れ」や「出会い」もよい体験になるでしょう。
3ヶ月と言えば季節も変わります。返却時期前に送られてくるアンケートを基準に定期的にお子様の成長を確認して頂きます。
そして、忙しいご両親の手間や、送料等のコストを考慮したプランになっています。